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システム監査資格は、国や各種の団体などが、システム監査を実施する人の適格性について、試験を行って評価し、認定を行う制度です。日本においては、CISA(公認情報システム監査人)やシステム監査技術者といった資格が一般的です。近年においては、情報システムの障害や情報漏洩といった事件・事故が多発しており、このような事件・事故を防ぐためにもシステム監査の重要性が認識されると同時にその実施者の必要性も認識されるようになってきました。 試験は、合格しただけでも一目置かれることには違いないですが、システム監査を実施する上で求められる共通のスキルを認定する性質のものであり、実際にシステム監査業務を担当している人は、担当分野や得意分野に応じて、関連する資格や認定を受けていることが多いのです。 例えば、本来監査業務を独占業務としている公認会計士、企業のマネジメントシステムを審査するISO 9000、ISMS、プライバシーマークなどの審査員資格、監査関連組織の認定などです。またシステム監査技術者試験の合格者であれば、資格取得や認定において一定の考慮が払われるものもあります。 あらゆる分野でコンピュータが活用されている現在、コンピュータシステムの事故や故障は、会社内部の業務を滞らせるだけではなく、企業の社会的信用を落としたり、社会に大きな混乱をもたらしたりする可能性も持っています。こうしたなかで、システム監査の持つ意味は、これまで以上に大きくなってきています。 システム監査技術者として働いている人はまだあまり多くありませんが、今後はニーズが高まると予想され、有望な職業と言えます。 監査技術者になるには、経済産業省認定のシステム監査技術者試験に合格するか、日本システム監査人協会による公認システム監査人の認定を受けておくと、評価や信頼が増し、有利です。 試験は誰でも受けられますが、技術水準として、システム監査の立案・実施・報告を責任を持ってこなせるだけの幅広い能力が要求されており、合格率7.3% 合格者の平均年齢は38.3歳、かなりの難関です。 システム監査人の認定を受けるには、システム監査技術者試験に合格してシステム監査人補の認定を受け、さらに2年以上の実務経験を積むことが必要です。また、中小企業診断士、公認会計士などの資格取得後に指定の講習を受け、協会に申請してからさらに2年以上の実務経験を積む方法もあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「システム監査技術者試験の概要」 試験は、5年程以上の情報システムに関する実務経験を持ち、システム監査担当者としての経験、または監査システムの専門知識と能力を持った人を想定して行われる。また、27歳以上の年齢制限が設けられている。 試験では、監査計画を立案できるか、システムの企画・開発・運用段階において効率的な監査手続を的確に適用できるか、業務プロセスの問題点を洗い出して問題点を分析・評価できるかなどのスキルが問われる。 ●試験科目・区分 午前試験 (四肢択一の多肢選択式、90分50問) 1.コンピュータシステムU 2.システム開発・運用U 3.セキュリティーと標準化V 4.情報化と経営U 5.監査V 午後試験 (記述式と論述式、計210分) 1.情報システム・通信ネットワーク・システム監査全般 2.システムの監査の計画 3.システムの監査の実施 4.システムの監査関連法規 ●受験料金 5,100円 ●試験日程 4月第3日曜日 ●試験開催地 全国60地区 ●申込期間 1月中旬〜約1ヶ月間 ●合格発表 6月下旬 ●合格率 9.7% 2006年度 ●主催/運営 独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者試験センター ※資格試験の難易度ランクは、S〜Dの5段階でIT関係資格試験の最高位Sランクになっている。 ⇒資格試験の難易度ランキング |
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