■TOEIC TESTとは
国際コミュニケーション英語能力テスト(Test of English for International Communication、通称「TOEIC(トーイック)」)は、財団法人
国際ビジネスコミュニケーション協会が主催する、英語の技能試験である。 受験者は聞き取り (Listening) 100 問と読解 (Reading) 100 問の 2 部構成、計 200 問の試験を受け、各部門の合計点がスコアとして認定される。スコアは、素点による絶対評価ではなく、全受験生との相対的な成績によって算出され、10 〜 990 点の間(各部門 5 〜 495 点ずつ)で 5 点刻みで評価される。受験者数が非常に多いことから、スコアの信頼性が高いことが特徴である。
受験方法には、個人で受験する「公開テスト」と、企業や学校内で随時実施する「IP テスト(Institutional Program = 団体特別受験制度)」の 2 つの方法がある。また企業のグローバル化に伴い、TOEIC スコアが企業の採用や人事評価において用いられるようになっている。
国際的な試験であるが、受験者の殆どを日本人と韓国人が占め欧米での知名度は高くはない。一度取得すれば終身有効の検定資格ではなく、受験の時点における本人の実力を確認するための試験なので合否判定はない。
問題構成のリニューアルが第 122 回公開テスト(2006年5月実施)より行われる。主な変更点としては以下があげられる。
- 問題文の長文化
- 発音のバラエティの増加(米国発音のみ→米国・英国・カナダ・オーストラリア(ニュージーランドを含む))
- 誤文訂正問題の削除
スコアの10〜990点に応じて、コミュニケーション能力のレベル(PROFICIENCY SCALEという)がA〜Eの5段階で評価される。また、スコア分布も公開され、受験者中のおおよその順位を知ることもできる。 聞き取り(2006年5月からの新構成) このセクションは合計 100 問、制限時間は 45 分間である(ただし、稀に制限時間が変わる場合がある)。米国発音のほかに・英国・カナダ・オーストラリア(ニュージーランドを含む)の発音が採用され、米国発音が
75 %、残りの発音が 25 % となる。
- Part 1 - 写真描写問題 (Photographs) - 1 枚の写真を見て、その写真について放送される適切な英文を選ぶ。4 択式で合計 10 問。
- Part 2 - 応答問題 (Question-Response) - 質問文が放送された後、それに対する応答文が3つ放送され、適切なものを選ぶ。合計 30 問。
- Part 3 - 会話問題 (Short Conversations) - 2 人の会話を聞いて、その会話についての質問に対し最も適当な選択肢を選ぶ。質問文と選択肢は問題用紙に記載されている。4 択式で合計 30 問。
- Part 4 - 説明文問題 (Short Talks) - ナレーションを聞いて、それについての質問に対し適切な選択肢を選ぶ。1 つのナレーションにつき複数問出題される。質問と選択肢は問題用紙に記載されており、4 択式で合計 30 問。
旧構成の Part III、Part IV の問題文は印刷のみであったが、新構成では印刷と共にテープによる読み上げが行われる。また1つの会話・説明文に対する問題数が 2 〜 3 問と不定であったものが、新構成ではそれぞれ 3 問に固定される。 読解
このセクションは合計 100 問、制限時間は 75 分間である。
- Part 5 - 短文穴埋め問題 (Incomplete Sentences) - 短文の一部が空欄になっていて、4 つの選択肢の中から最も適切な語句を選ぶ。合計 40 問。
- Part 6 - 長文穴埋め問題 (Text Completion) - 手紙などの長文のうち複数の箇所が空欄になっていて、それぞれ 4 つの選択肢から最も適切な語句を選ぶ。合計 12 問。
- Part 7 - 読解問題 (Reading Comprehension) - 広告、手紙などの英文を読み、それについての質問に答える。読解すべき文書が一つのもの (Single passage) が 28 問。「手紙+タイムテーブル」など読解すべき文書が 2 つのもの (Double passage) が 20 問。それぞれ 4 択式。
TOEIC Bridge TOEIC の姉妹版として、初・中級レベルの TOEIC Bridge も用意されている。聞き取り 50 問、読解 50 問(各 10〜90 点)でトータルスコア 20〜180 点で評価される。
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