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BATIC(バティック)、この名称はBookkeeping and Accounting Test for International Communication の頭文字を取ったもので、東京商工会議所が主催する英語による会計に関する検定です。国際コミュニケーションのための簿記会計テストで英語による会計取引と国際会計理論の理解度を問う試験です。
日本と外国両方の会計ルールに精通し、国際ビジネスの掛け橋になれるリキャスティング能力を持った人材を育成すること。それが新しい検定試験、BATICの目的です。
国際会計理論を理解し、米国基準での決算書の作成、分析及び国内基準の組み替えまで知識が身につけられるBATIC(英文会計)は、外資系企業や国際的に展開している日本企業(商社・製造業・金融等)で注目が高まっています。
この資格を持った人材のニーズは高まるばかり。国境をこえるインターネットの出現が、この資格の価値をさらに高めている。海外取引をしている人、財務、会計の仕事にかかわってる人、商業高校や大学で簿記や会計を専攻している人などに、ぴったりのスキルといえるでしょう。
(注) 平成27年度7月試験より、BATIC(国際会計検定)(R)の試験科目である「英文簿記(Subject1)」と「国際会計理論(Subject2)」の内、「国際会計理論(Subject2)」の出題が「米国会計基準(U.S.GAAP)」から「IFRS(国際財務報告基準)」に変更され、Subject2の試験内容が大幅に変更になります。
⇒Subject2のIFRS全面移行にかかわるQ&A
⇒2015年国際会計検定BATIC Subject2公式テキスト(2015年版)
【試験の概要】
◆受験資格
原則制限なし(Subject1)。
◆試験時期
(試験日)7月 12月
(申込み期間)5月〜6月 10月〜11月
◆試験形式
マークシート方式による選択問題および記述問題が英語で出題されます。
試験結果は、合否ではなく、1000点満点のスコア制で受験者全員に点数の認定が行われます。 配点はSubject1 400点、Subject2
600点 合計1000点満点。
試験時間は、Subject1 1時間30分、Subject2 2時間30分。
◆試験科目
必須科目Subject1 (英文簿記)と、選択科目Subject2
(国際会計理論)
その他の情報
・試験に英語力と簿記会計の知識は必須です。かなり専門性が高く、簿記会計の関連業務に従事し、ある程度の経験を積んだ人や、すでに会計の知識を持ったビジネスパーソンがスキルアップのために受験することが多いようです。
・かなり難易度の高い資格ですが、逆に、取得すれば就・転職やキャリアアップにおいてかなり有利になることは間違いないでしょう。外資系企業や海外取引を行う企業において有効なスキルです。
【社会保険労務士試験 受験対策】
※厚生労働大臣指定講座の欄では、一般校、専門校の各講座の「詳細情報」を確認できます。
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