【資格名】     CAD利用技術者試験 
資格の種類
民間資格
受験者数/合格者数
26年後期試験
1級トレース82/55
 建築158/81 機械401/207
合格率 
平成26年前期試験
1級トレース65.3%/建築59.1%/機械32.7%

平成26年前期3次元CAD試験
1級16.5%/準1級44.9%/2級39.3%
 難易度 
・3次元1級 A(難関) 
・2次元1級 B(普通)
・2次元2級 C(やや易)
問い合わせ先
(社)コンピュータソフトウェア協会
03-3560-8440
受験に関する詳細
CAD利用技術者試験センター

「CAD」は computer aided designの略でコンピュータ支援設計とも呼ばれます。CADに関する資格は種類がいろいろあります。上級レベルになると建築、機械など各分野に分かれて技能を問われるものがほとんどですが、これからCAD資格を取得したいと考えている人は、まず、自分が今後どのような仕事をしていきたいのかを先にイメージしてから取得にチャレンジするCAD資格の種類を考える方が良いと思います。CADには特定CAD対象の資格などもありますのでよく検討が必要です。
CADの試験はいくつかありますが、「CAD利用技術者試験」はその中でも、最大級の規模で実施され、企業からの認知度も高い資格試験です。
これまでに40万人以上が受験している試験で、民間資格ですが通産省が後援しています。
試験の種類が多く、3次元CADには1級、準1級、2級、 2次元CADには1級(建築)、1級(機械)、1級(トレース)、それとCAD基礎試験があります。

CADが建築やプリント基板、機械部品などの設計に導入されて以来、CADを操作できる技術者への需要は高く、女性も年々増えています。
企業の設計部門やデザイン会社など幅広く活躍できます。近年は2Dより3Dのほうが需要が多い傾向にあります。


◆試験形式 
・基礎:WBT方式(ネット利用の学科試験)
・2級:筆記
・1級(トレース)/1級(機械)/1級(建築): 筆記 実技
・3次元2級:筆記
・3次元準1級/3次元1級 :実技
◆試験科目
・基礎 CADの基礎知識/情報セキュリティと知的財産 ほか
・2級 CADシステム分野/製図分野
・1級 (トレース) 
 筆記 :トレース分野の基礎知識/図記号・略号
 実技 :トレース/図面修正/レイヤ設定
・1級(機械)
 筆記 :機械製図の基礎知識
 実技 :機械部品の製図/投影図からの作図/適切な数値からの作図
・1級(建築)
 筆記 :建築製図の基礎知識/建築生産の電子情報
 実技 :RC造(平面図、矩形図ほか)/木造(断面図、立面図ほか)
・3次元2級 3次元CADの概念/3次元CADの運用ほか
・3次元準1級 CADリテラシー問題/空間把握能力問題ほか
・3次元1級  3次元CADソフトを使用したモデリング、アセンブリ
       部品組み立て能力問題/2次元図面からの作図能力問題
◆その他の情報
3次元CAD試験の場合は、 3次元 CADの正確なオペレーションの他に、図面の読図能力や、周辺知識とその応用力を評価するための問題が出題されます。 1級,準1級は、主に3次元CADソフトを使用した実技試験が主になります。
この試験は、企業からの認知度が高いため、まったくのCAD初心者が、CADを利用しての就職や転職を考える場合に受験する試験として選ばれている例も多いようです。
◆CAD利用技術者試験をさらに詳しく
       ⇒CAD利用技術者試験の難易度

◆CAD利用技術者試験 受験対策
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