資格の種類 |
国家資格
(業務独占資格) |
受験者数/合格者数 |
平成26年度
48,869名/4,043名
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合格率 |
平成26年度
8.3%
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難易度 |
難易度 「A」 難関 |
受験対策 |
独学・スクール・通信講座 |
問い合わせ先 |
行政書士試験研究センター
03-3263-7700 |
受験に関する詳細 |
一般財団法人 行政書士試験
研究センター |
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受験資格は、特にありません。誰でも受験できる資格です。
扱う書類は約10000種類。報酬を得て、法人設立の手続きや外国人の永住許可申請など、官公署に提出する書類や電磁的記録などの作成を行います。また、憲法で保障されている権利行使や義務履行に関する書類作成や相談なども仕事の一つです。国民と行政の橋渡しをする、手続きの専門家が「行政書士」です。毎年7万人近くが受験する人気資格の一つですが、試験のレベルは「難関」。誰もが”楽して・・・”ということを心の底で求めることだと思いますが、天才でない限り、その道はありません。
行政書士は、法律に基づいて官公署に提出する書類や権利義務・事実証明に関する書類を作成したり、 提出手続代理や相談に応じることを業務とする法律の専門家です。言い換えると、市民と官公署とをつなぐ法律と実務のスペシャリスト、「身近な町の法律家」といった存在です。
以前は、他の法律資格と比較して難易度が低く、法律系公的資格の登竜門として扱われてきたが、ここ数年で著しく難易度が上がった。問題内容も、幅広いだけでなく、深い法律知識や法的思考力が要求される問題に変わってきている。試験対策は、スクールで講座受講がベスト。法律系学校出身者なら通信講座でも可能です。
ただ、今はこの資格だけでの就職先はほとんどない、と言っても過言でなく、開業しないと意味がないような職業です。
平成26年度行政書士試験に関して、全体的には昨年度より難易度は上がりました。特に難易度が上がった項目としては、行政法、民法で難易度が低く感じたのは、
商法・会社法や行政訴訟法、出題傾向が例年と変わっているように感じたのが、土地収用法や民法、公務員関係などです。
一般知識等は個人情報保護分野からは1題しか出題がなく、それ以外の問題は政治経済から幅広く出題されていました。
◆試験形式
・5者択一のマークシート方式と40字程度の記述式(法令科目のみ)の組合せ
・合格基準は、全体で60%以上の得点があり、かつ法令科目で50%、一般知識で40%の得点があること。
◆試験科目
・業務に関する法令:憲法、民法、行政法、商法、基礎法学
・業務に関する一般知識:政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解
他に、行政書士法、戸籍法、住民基本台帳法、労働法、税法等も一般知識として出題されうる、としている。
◆その他の情報
・試験問題は、毎年度4月1日現在施行の法律に準拠して出題されます。
・行政書士はコンピュータに関する知識が必要で、宅建や簿記などの実務資格を合わせて取得すると有利です。
◆行政書士をさらに詳しく
⇒行政書士の難易度
◆行政書士 試験対策
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