【資格名】    建設機械の運転免許 
資格の種類
国家資格
受験者数/合格者数
非公開
合格率 
非公開
 難易度
「D」易しい
受験対策
独学
問い合わせ先 
建設業労働災害防止協会
 03-3453-8201
受験に関する詳細
建設業労働災害防止協会
建設関係の運転免許には、大きく分けて3種類あります。
1つは、国家試験に合格すると免許証が交付されるもの」で、クレーン・デリックや移動式クレ−ン運転士免許証など20種類以上あります。2つ目は「技能講習」です。都道府県労働局の登録教習機関(教習所)で講習を修了すると技能講習修了証が交付されるもので、ショベルローダーや床上操作式クレーン、車両系建設機械運転技能講習修了証など30数種類あります。
3つ目は、「特別教育」と言われるもので、事業者が責任をもって行う教育ですが、一般的には教習所が事業者に代わって実施しています。小型車両系建設機械運転特別教育修了証など40数種類あります。

その中で狙い目の資格は、2つ目の「車両系建設機械運転技能講習」です。この資格は、基礎工事用、解体用、整地・運搬・積込・掘削用の3種類に分かれ、それぞれの工事に必要な3トン以上の車両系の建設機械を運転するライセンスになっています。特殊な技能で地味ではありますが、建築・土木工事の現場では必要不可欠の資格ですが、いづれの資格(免許)も「運転技能講習」を受講すれば取得できるものばかりです。
※主な対象機械
ブルドーザ 、モータ・グレーダ、トラクター・ショベル、スクレープ、ドーザ クラムシェル、トレンチヤ、パワーショベル、バケット掘削機、ずり積機、ドラグショベルなど。

◆試験形式
・技能講習は都道府県労働局長登録教習機関において行われます。
講習科目や時間数は、車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習規程、車両系建設機械(解体用)運転技能講習規程、車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習規程それぞれに基づきます。
・学科・実技とも、修了試験があります。
(講習受講時間)所有資格により、講習時間が変わります。
・6時間  車両系建設機械(解体用)運転技能講習修了者。
・10時間  建設機械施工技士1級・2級の第4種から第6種合格者。
・14時間  大型特殊免許所有者又は、不整地運搬車運転技能講習修了者。
普通、中型、大型免許を有し、小型車両系建設機械(整地等)特別教育修了後、機体質量が3t未満の車両系建設機械の業務経験が3ヶ月以上ある方。(特別教育修了証のコピー、事業主経験証明、特自検点検表添付)
・18時間 小型車両系建設機械(整地等)特別教育修了後、機体質量が3t未満の車両系建設機械の業務経験が6ヶ月以上ある方。(特別教育修了証のコピー、事業主経験証明、特自検点検表を添付)
・34時間  車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習修了者。
・38時間  上記のいずれにも該当しない方
※科目免除
所持する免許や業務経験により、講習の一部免除があります。
講習科目の受講の一部免除や、修了試験等については、こちらの法令情報で確認ください。
    ⇒車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習規程
    ⇒車両系建設機械(解体用)運転技能講習規程 
それぞれの講習でどの機械が運転できるかはこちらの労働安全衛生法施行令別表で確認ください。
    ⇒労働安全衛生法施行令別表
◆講座のカリキュラム
 学科@走行装置の構造・取扱い、A作業装置構造・取扱・作業方法、B運転知識、C法令
 実技@走行操作、A作業装置の操作・合図
   各地の指定教習機関で学科、実技に合格すれば、取得できます。
◆その他の情報
・就職先は、主に土木・建設系企業になります。仕事内容は、ブルドーザー、パワーショベルなど3トン以上の建設機械を運転・操作します。
・建設機械運転工の平均年収は382万円(賞与込)
◆建設機械の免許取得をさらに詳しく
        ⇒KOMATSU

◆建設機械の免許取得対策 

        技能講習用テキスト
 
 
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