【資格名】      基本情報技術者 
資格の種類
国家資格
受験者数
平成27年度
101,221名
合格率
平成27年度
 25.8% 
 難易度
B」 普通
問い合わせ先
情報処理推進機構 情報処理技術者試験センター
TEL03(5978)7600

独立行政法人
情報処理推進機構(FE)
資格に関する情報  
基本情報技術者試験
 基本情報技術者の難易度



技術者としては最低限の資格、という評価ですが、IT系の技術者として生きていく方には必須資格です。情報処理技術者試験は、出来ればステップを踏んでレベルアップを図りながら資格取得することが好ましい試験ですが、その第一ステップの位置づけになる資格試験です。 難易度も「B」普通レベルでそれほどの難関試験でもありませんので、レベルアップを図りながらステップ通りに資格取得にチャレンジできる時間がある人は、学生のうちに基本情報技術者を取得し、就職先で20代の内に応用情報技術者、そして30代半ば頃までにスペシャリスト系の資格、さらに欲を言えば、論文系を1つ取得していると、社内的にも、また転職する場合にも有利になることは間違いないでしょう。 

基本情報技術者は経済産業省が管轄する情報処理技術者試験で、国家資格の一つ。平成21年度春期以降に施行された新試験から初級システムアドミニストレータ試験の一部を吸収した形で、出題範囲や出題形式に変更が加えられ、プログラミングの問題に加え、初級シスアド試験で登場していた表計算ソフトの問題が選択可能になった。新試験制度のスキルレベル2に相当する試験。
この試験は情報工学に関連するエンジニアの実務において基礎になるもので、システム開発会社ではこの試験に合格することが技術者の必要最低限の資格として重要視している。
試験は年2回。毎年、20万人近くが受験するIT系資格の中での人気資格。



【試験の概要】
◆受験資格
 制限なし。誰でも受験できる。
◆試験時期
 (試験日)4月・10月
 (申込み期間)1月中旬〜2月中旬 7月中旬〜8月中旬
◆試験形式  筆記試験
 午前と午後に分かれて実施され、それぞれ多岐選択式で解答する。
 午前試験はIRT(項目応答理論)によって、午後は配点をある計算式で計算し採点している。
 午前・午後とも最低200点〜最高800点の5点刻みで評価され、その両方が600点以上であれば合格となる。

 ・試験時間は午前・午後ともに150分。
 ・試験形式は、午前が80問全問・四者択一/午後 13問のうち7問・多肢選択式をマークシート方式で解答する。
 ・合格基準は、午前、午後ともに60%以上の正解率
◆試験科目
・午前問題
 テクノロジ系  基礎理論/コンピューターシステム/技術要素/開発技術
   (コンピュータ科学基礎・ハードウェア・稼働率・ソフトウェア他) 10問
 マネジメント系 プロジェクトマネジメント/サービスマネジメント
   (DFD・開発規模、工数など) 10問
 ストラテジ系 システム戦略/経営戦略/企業と法務
   (全体計画立案・業務改善・契約タイプ・経営戦略他) 20問
・午後問題
 1.コンピュータシステムに関すること
 2.情報セキュリティに関すること
 3.データ構造及びアルゴリズムに関すること
 4.ソフトウェア設計に関すること
 5.ソフトウェア開発に関すること
 6.マネジメントに関すること
 7.ストラテジに関すること
 ハードウェア、ソフトウェア、データベース、情報セキュリティ、関連法規など7問から5問選択
 擬似言語を用いた応用問題
 C言語、COBOL、Java、アセンブラ、表計算のうち1問を選択
◆その他の情報
・レベルは、独学でも取得可能な試験ですが、幅広く覚えねばならないことが多い試験。多くの受験者が更に難易度の高いIT系資格取得を目指します。
・プログラマーやSEになりたい人には入門資格の要素が強いですが、最近は基本的なIT資格として受験者が学生を中心に増加傾向にあります。
・就職は、情報システム系・ソフトウェア系関連企業などが中心。実務経験がないとこの資格だけでは厳しいのでこの資格をステップに上位資格を取得するのが良いでしょう。


 【基本情報技術者資格試験 受験対策】 
 学習・資格取得方法 独学、又は通信講座か通学スクールで学んで受験
 スクール・講座  基本情報技術者 講座・スクール一覧  通信講座一覧
 受験対策教材  基本情報技術者 問題集   基本情報技術者 テキスト
厚生労働大臣指定講座
(教育訓練給付制度の対象)
一般教育訓練校 専門実践教育訓練校
※厚生労働大臣指定講座の欄では、一般校、専門校の各講座の「詳細情報」を確認できます。

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