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語学関係資格 試験に合否はなく、自分のスコアアップが目標。誰でも受験可能。
「TOEIC TEST」は、英語を母語としない者を対象とし、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験。Test Of English
for International Communicationの頭文字をとったもので、国際コミュニケーション英語能力テストと言います。 世界約90ヶ国で実施されている「TOEIC
TEST」は、合否ではなく10点から990点までのスコアで評価される世界共通の基準です。このテストでは現在の英語能力を正確に把握したり、目標とするスコアを設定したりすることが可能になります。ある大手の転職情報を提供する転職サイトの調査によると、「求める資格・スキル」のトップは、「TOEICのスキルアップ」でした。
「TOEIC」は、英語を母語としない人を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験で、正式名称は国際コミュニケーション英語能力テスト。日本では(財)
国際ビジネスコミュニケーション協会が年8回(1・3・5・6・7・9・10・11月)全国80都市で公開テストを実施している。約60ヶ国で実施され、年間延べ500万人が受験している。
TOEIC試験は就職や転職の基準として企業で積極的に活用されており、TOEICのスコアに応じて給 料や待遇が変わる企業もあるくらいで、就職活動や転職活動においては非常に有効です。特に外資系の企業や、海外勤務を希望する人にとっては必須項目だとも言えます。
TOEICは英検にかわり現在英語関連の資格としてもっとも重要視されてい ます。世界で自分の英語力を証明したいと考えるならば、やはりTOEICスコアが有効です。一般的に、日本ではTOEICのスコアが700点以上あれば、
自分は英語が得意だと言える一つの材料になるでしょう。
試験は、聞き取り (Listening) 100問と読解 (Reading) 100問の2部構成で、計200問の試験。各部門の合計点がスコアとして認定される。スコアは、全受験生との相対的な成
績によって算出され、10〜990点の間(各部門 5〜495点ずつ)で5点刻みで評価される。TOEICは多肢選択式の試験だが、LPI(Language
Proficiency Interview)という口述試験も準備されている。また、姉妹版として、初・中級レベルの TOEIC Bridgeがある。
試験対策は、あるレベル(350〜500点程度)までならWeb講座などで独学も可能。650点程度以上になると、できれば通学スクールで勉強した方が目標達成は早いでしょう。
国際ビジネスコミュニケーション協会は、2015年4月に新卒として入社予定の学生を対象に「就職活動と資格に関する調査」を実施しました。調査では、就職活動に向けて資格を取得した人は全体の約4割で、取得した資格としては「TOEICテスト」が一番多いことがわかりました。またエントリーシートに書いた資格では、1位が「普通自動車免許」、2位が「TOEICテスト」の順でした。また「TOEICテスト」のスコアに関しては、約3割の人が「700点以上」だとエントリーシートに書こうと思っていることが分かりました。
さらに、就職活動をしてみてから取得しておけばよかったと思った資格は、「TOEICテスト」が16.3%で最多でした。2番目に「TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト」、3番目は「日本商工会議所主催簿記検定」でした。
社会人になってからも今後取得したい資格は、「TOEICテスト」が最も多く、35.3%でした。その次は「TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト」、そして3番目に「TOEFLテスト」でした。
(注意)
2016年5月実施の公開テストから問題の構成と形式が変更されました ⇒詳細
【試験の概要】
◆受験資格
誰でも受験できます。
◆試験時期
申込み:インターネット又はコンビニエンスストア店頭で申し込む。
試験日:年10回(4・5・6・7・9・10・11月・12月・翌年1月・3月)
(TOEICBridgeの公開テスト団体一括受験)の試験日:年4回(3・6・9・11月)
◆試験形式
聞き取り (Listening) 100問と読解 (Reading) 100問の計200問の構成となっている。リスニングセクション(45分間・100問)とリーディングセクション(75分間・100問)、があり、合計2時間で200問に答えるマークシート方式のテスト
◆試験科目
・リスニングセクション:放送される会話やナレーションなどを聞いて、設問に答える(45分間)。
Part 1 - 写真描写問題 (Photographs) /Part 2 - 応答問題 (Question-Response) /Part
3 - 会話問題 (Short Conversations) /Part 4 - 説明文問題
・リーディングセクション:プリントされた問題を読んで設問に答える(75分間)
Part 5 - 短文穴埋め問題 (Incomplete Sentences) /Part 6 - 長文穴埋め問題 (Text Completion)
/Part 7 - 読解問題 (Reading Comprehension)
◆その他の情報
・出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入します。テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。
・他の英語の資格試験とのレベル比較
TOEIC320〜350で英検3級、TOEIC550〜590で英検2級、TOEIC900〜920で英検1級クラス
・TOEICのスコアアップの最短距離は、独学か専門予備校などで、単語力と、読解力とリスニング力の3つの「インプット学習」に徹すること。この学習法に普通に努力すれば目標のTOEICスコアは必ず狙える。
・合格率はありませんが、730点以上の場合、インタビューテスト(Speaking能力を試す)を受ける資格が得られる。
【TOEIC TEST受験対策】
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