【資格名】      宅地建物取引士
資格の種類
国家資格
(業務独占資格)
受験者数
平成27年度
194,926名
合格率
平成27年度
 15.4% 
 難易度
B」 普通
問い合わせ先
一般財団法人 不動産適正取引推進機構試験部 03-3435-8181
資格に関する情報  
宅建士公式サイト
 宅建士の難易度

年齢・性別・学歴・国籍等、受験資格の制限は一切ありません。但し、資格登録に当たっては、一定の条件(宅建業法第18条)があります。
「宅建」は、国家資格試験の中で最大規模の資格試験で受験申込者数は毎年20万人を超え、不動産景気を反映するバロメーターともいわれています。合格率はここ10年ほどは毎年15%〜17%台で推移しており、合格率に対応した得点が合格基準点に設定されていると推測されます。試験は1年に1度の試験で、試験内容が実務重視であるため、勉強期間は6ヶ月から1年くらいで組むのが一般的で無理がありません。合格される方の学習時間は、延べ300〜350時間くらいというのが平均的な時間数です。
仕事は、一般の人たちが損害を被らないように公正で円滑な不動産取引を遂行する専門家です。不動産取引の際の権利関係、物件の状態等、重要事項の説明は宅建主任者にだけに認められた業務になっています。資格保有者は不動産関連をもつ一般企業や金融関係などで幅広く活躍できます。

宅建の試験は、(財)不動産適正取引推進機構が国土交通大臣より指定を受け、各都道府県知事の委任のもとに実施し、宅地建物取引業に関する実用的な知識を有するかどうかを判定することに基準が置かれています。不動産業業界に転職を考える人に人気の資格。不動産業界だけでなく、不動産関連セクションをもつ一般企業や金融関係など広範囲に活躍できます。
試験の合格基準点はほぼ30〜35点の間変動しています。科目ごとの足切り点は存在せず、総合得点で採点されます。

【平成26年度宅建試験受験体験記】
私は今回で宅建試験は2回目の受験です。前回は準備期間が少なかったので、惜しくも落ちてしまいましたが、
今年は出題傾向などにあわせた対策を十分にやったおかげで何とか合格できました。
宅建試験の難易度は、宅建試験自体はそれほど高いものではないと思いますが、ここ数年で難しくなっているというか、法令を応用的に考えるような出題傾向が見られると思われます。このため、試験の難易度が難しくなっていると実感している人が多いのだと思います。 平成26年度宅建試験の出題内容の中では、権利関係は少し難しく感じました。ここが試験の難易度を上げている部分だと思います。判例を問う問題がいくつか出されたので、条文だけの勉強で万全の対応することは難しくなっていると思います。今後は、判例まで把握する必要があります。また、大正から平成時代の判例まで、幅広い知識が問われています。
次に、法令の制限ですが、ほとんど過去問をつぶしていけば回答できるものでした。過去問から出題されない
問題の数も例年通りだと思います。また、宅建業法ですが、これも過去問で対応することができるものでした。
ただ、出題の形式が毎回工夫されていますので、勘違いやケアレスミスをしないように気を付ける必要があるように感じました。 宅建試験は、勉強した人が実力どおり合格する試験だと思います。また、仕事をしながらの勉強でも受かる資格です。私も仕事をしながらだったのですが、毎日2時間は勉強時間をキープして頑張っていました。"


【試験の概要】
◆受験資格
 制限なし。誰でも受験できる。
◆試験時期
 (試験日)10月
 (申込み期間)2月〜3月(電子申請の場合は、国土交通省オンライン申請システムで行う)
◆試験形式
 ・四肢択一式50問/マークシート方式で試験時間2時間。ただし、登録講習修了者は45問。
◆試験科目
試験は、大きく次のの4科目より構成されています。
 1.権利関係  2.法令上の制限  3.宅地建物取引業法  4.その他法令
※出題法令の傾向
 1.権利関係
 民法:11問 借地借家法:2問 区分所有法:1問 不動産登記法:1問
  2.法令上の制限
 都市計画法:3問 建築基準法:3問 国土利用計画法:1問 農地法:1問 土地区画整理法:1問
 宅地造成等規則法:1問
  3.宅地建物取引業法 
 宅地建物取引業法:16問
 4.その他法令
 税法 不当景品類及び不当表示防止法 住宅金融支援機構法  地価公示法 など
◆その他の情報
・試験対策は、専門スクールで講座受講がベストですが、知識あれば通信講座、独学でも可能です。
・この資格試験は参考書類も充実しているので独学でも対応可能。早い人は1〜2ヶ月の学習期間で合格する。平均的には学習期間5〜8ヶ月位。学習費用8〜15万円。
・独学での勉強法は、参考書を読んで問題集(過去問や予想問題)を解く。これを最低3回繰り返すこと。これを基本パターンとした勉強法がオススメ。
・初学者の場合は、資格予備校の宅建講座の受講は最低必要です。




【宅地建物取引士資格試験 受験対策】 
 学習・資格取得方法 独学(公式テキストや講習会)、又は通信講座や通学スクールで受講
 スクール・講座   宅建 通学講座・スクール一覧  
 宅建 通信講座一覧
 受験対策教材   宅建 問題集一覧     宅建 テキスト一覧
厚生労働大臣指定講座
(教育訓練給付制度の対象)
一般教育訓練校 専門実践教育訓練校
※厚生労働大臣指定講座の欄では、一般校、専門校の各講座の「詳細情報」を確認できます。

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