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確定拠出年金制度に関する一定水準以上の知識を有する指導者、担当者を育成し、確定拠出年金制度の円滑な普及に資することを目的として「日本商工会議所」と「社団法人金融財政事情研究会」が共同でスタートした資格です。
認定試験に合格した後、日本商工会議所に登録することで与えられる認定資格であり、年金制度の普及や運営・管理を行う実務家としての役割が期待されています。
DCプランナーの「DC」とは、確定拠出年金プランのことですが、確定拠出年金だけに詳しい専門家ではなく、年金制度全般にわたる専門的な知識に加え、投資やライフプランに関する知識まで併せもつ、公共性と専門性を兼ね備えた“企業年金総合プランナー”ともいえます。名前は「DCプランナー(企業年金総合プランナー)」と表記されます。
DCプランナー認定試験は、1級と2級の2段階に分かれていますが、試験は1級〜3級があります。これまでに約75000人の方々が受験し、約20000人(1級と2級の合計)が合格しています
登録によって「1級DCプランナー(企業年金総合プランナー)」または「2級DCプランナー(企業年金総合プランナー)」の名称を使用することが可能になります。
◆試験形式
2級 四答択一式45問程度(マークシート形式)150分
1級 基礎編 四答択一式50問程度(マークシート形式)150分 応用編 記述式問題5問程度 120分
◆試験科目
下記の4分野からなります。
・A分野:わが国の年金制度・退職給付制度
・B分野:確定拠出年金制度
・C分野:投資に関する知識
・D分野:ライフプランニングとリタイアメントプランニング
※銀行、証券会社、保険会社等に勤務の方や、企業経営者、福利厚生担当者などには取得しておく必要がある資格と考えてよいでしょう。また、社会保険労務士、税理士、FP(ファイナンシャル・プランナー)取得者にはダブルライセンスとして最適・有効な資格です。
※1級〜3級がありますが、3級合格者には資格登録制度がありません。
試験問題は試験実施日時点で施行されている関連法令に従って出題されることになっています。 |
◆教材情報
・アマゾンで一番売れている「DCプランナー」試験対策の本
⇒DCプランナー1級試験対策問題集〈2012年度版〉
⇒DCプランナー入門〈2010年度版〉
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