| 国際バカロレア資格 |
| 資格の種類 |
| 国際資格 |
| 受験資格 |
| ・国際バカロレア資格証書 ・18歳以上 ・他、学校によって異なる条件 ※岡山大学の例 |
| 試験日 |
| 学校によって異なる |
| 試験地 |
| 学校によって異なる |
| 受験料 |
| 17,000円 (岡山大学の例) |
| 受験者数 |
| 54,000人/年 内日本人 500人程度 |
| 受験者男女比・最多年齢 |
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| 合格率・難易度 |
| 合格率 80%前後 難易度 やや難解「B」〜「A」 |
| 問い合わせ先 |
| 国際バカロレア機構 IB Asia Pacific ibap@ibo.org 大臣官房国際課企画調整室 |
| 試験対策 |
| バカロレア認定校一覧 |
| 国際バカロレア資格 関連教材一覧 
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| 文部科学省は、米ハーバード大など難関校を含む世界の大学が採用する共通の大学入学資格取得に必要な教育課程 「国際バカロレア（IB）」の国内認定校の拡大を目指すことを決めた。 今後５年間で、認定校と、新たにＩＢに準じた教育を行う高校を計２００校にする計画で、 海外で学ぶ日本人学生を増やし、グローバル化に対応する人材を育成する狙いがある。 - 今年の3月19日、読売新聞に上記のニュースが掲載された - 現在、日本の高校から海外の大学に入学するためには、一般に国ごとに異なる統一試験などを受ける必要がありますが、「国際バカロレア（ＩＢ）」を修了し、世界共通の大学入学資格試験にパスすれば、約２０００大学の選考を受けられます。 「国際バカロレア（ＩＢ）」認定校は世界に約１４０か国３３００校あり、２０１０年度で計約４万２０００人が共通試験に合格しています。アジアでは特に中国が認定校を増やしています。 国の「グローバル人材育成推進会議」は昨年６月、留学生を増やし、日本の学生の語学力やコミュニケーション能力を伸ばすために 「国際バカロレア（ＩＢ）」認定校を増やすことを提言。政府は昨年８月に閣議決定した 「成長戦略実行計画」に「国際バカロレア（ＩＢ）」認定校の拡大を盛り込みました。 「国際バカロレア（ＩＢ）」はこれまで、日本ではインターナショナルスクールやバイリンガル教育をしている私立学校を中心に展開されてきました。しかし、文部科学省がIBの認定校・候補校となる高校を２０１８年度までに国内で２００校にまで増やす目標を打ち出すとともに、15年から日本語での授業によるディプロマも認められることになりました。その影響は日本の大学入試にも及び始め、慶応大、筑波大、東京大が相次いで、入試選考にIBの成績を取り入れることを決めています。日本で生まれ育った多くの日本人にとっても、もはやIBは特殊な世界とは言っていられなくなっている事は間違いなさそうです。。 ※国際バカロレア資格の評価は国際的にも非常に高く、日本を含む世界125カ国以上の大学が入学資格として認めています。どの国の大学に進むか決めかねている学生の方は、国際バカロレアのカリキュラムを持つ学校を選ぶのも一つの方法です。 ⇒You Tube画像 ⇒「国際バカロレア」 の国内認定校 ⇒国際バカロレア試験の受験生推移 国際バカロレアの資格を得るためには、まず、IBOの定めるカリキュラムを２年間かけて次の４つの項目をクリアしなければなりません。 (1)授業の履修 以下の６科目 1.語学Ａ（第一言語） 2.語学Ｂ（第二言語） 3.社会系科目 4.実験科学 5.数学 6.芸術 (2)論文作成 (3)「知識の理論」の授業 (4)「ＣＡＳ」に従事する ※CASとは奉仕活動などの特別教育活動 以上の２年間のカリキュラムをこなした後に、試験を受けて合格すれば国際バカロレアの資格が与えられます。 ◆試験形式 筆記試験（論文形式・多肢選択など）や口述試験 ◆試験科目 ２年にわたって正規に学習した６科目について ※原則的に６科目のうち３〜４科目 を上級レベルで、残りを普通レベルで受験する。 ※使用言語は、上記６科目のうち3.から6.に限定して英語・ スペイン語・フランス語でなければなりません。 【資格関係情報】 ・ 2012.6.15 米国ハーバード大など海外の有力大学が採用する大学入学資格「国際バカロレア資格」を得られる授業や試験が日本語でできる見通しになったことが分かった。 実施する国際バカロレア機構（スイス）と文部科学省が調整を進めている。文科省によると、国際バカロレア資格が得られる高校の認定校は日本に５校だけで、英語での授業が中心。同省は日本語の授業が認められれば認定校が増え、海外留学が促進できると期待している。 国際バカロレアのプログラムは外国語や数学、芸術などの科目で構成。知識だけでなく、論理的思考や討論の力も重視される。修了時に世界共通の試験があり、合格すれば各大学の選考を受けられる。 海外では英語、フランス語、スペイン語のほか、一部の科目をドイツ語と中国語で実施。７５カ国の約２５００大学が入学資格として採用している。日本語は数科目に限定される見込み。 ・ 2012.12.7 文部科学省は米ハーバード大など世界の大学が採用する共通の大学入学資格取得に必要な「国際バカロレア（ＩＢ）」の国内認定校の拡大を目指し、5年間で国内認定校と新たにＩＢに準じた教育を行う高校を合計200校にする計画を2月に発表していましたが、先日の12月5日に、申請の出ていた15校について審査した結果を発表しました。 発表によると、「名古屋大学教育学部附属中・高等学校」、「愛知県立旭丘高等学校」、「京都市立堀川高等学校」、「札幌聖心女子学院高等学校」、「関西学院千里国際高等部」の5校が指定校に選ばれました。 ・文科省の懇談会は、グローバル社会で活躍できる人材を育成するために、国際バカロレア機構の認定校を増やす必要があると提言。これを受け、2012（平成24）年度文科省概算要求では「国際バカロレアの趣旨を踏まえた教育の推進」事業が盛り込まれました。日本の公立高校で認定校を増やすために、研究校指定などの取り組みがスタートしたのです。認定校になれば、その高校の卒業生は世界中の大学で教育を受けるに足る能力があると認められることにつながります。国際化のみならず高校教育の質の保証という面からも、今後の動向が注目されます。⇒「国際バカロレア」を日本の公立高校にも。 スタートしたグローバル化の試み |
| ◆教材情報 ・アマゾンで一番売れている「国際バカロレア資格」の本 ⇒国際バカロレア―世界トップ教育への切符  ⇒国際バカロレア ⇒この国の未来を創る学校―日本型国際学校の可能性 (国際理解教育選書シリーズ) 
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