資格試験学習対策
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 通信講座の選び方
 人気資格の難易度と合格率
 資格の活かし方と選び方






 場面によって異なる「役立つ資格」をさがすポイント
 場 面  役立つ資格をさがすポイント
 育児後の再就職 「育児後の再就職」と言えば、以前は医療事務でした。就職先の需要も多く全国どこでも働けるということもあって、女性に役立つ代表的な資格、とされたのですが、もう今では飽和状態でもあり、特に医療事務の内容自体も変わってきているため、新しい即戦力が望まれる職場に変わりつつあります。結局、どの分野でも過去の経験が生きにくい場面が多くなっていますので、再就職後にゼロから女性ならではの気配りやキメ細かさを生かせる仕事につくための資格の習得を目指した方が絶対に有利です。 
 女性の就職・転職 男女問わず希望する人や、転職を考えている人は少なくありません。また、スキルアップのために資格取得にチャレンジする人も多くなっています。資格は計画的にタイミング良く取得して、上手に生かせば就職・転職に役立ちます。 中でも、女性の場合は、少子高齢化に伴い、医療・福祉業界で女性の進出が増え、新しい職種も増えています。これは女性にとってはチャンスですが、成功するためには、自分の置かれた環境と将来を見据えた目線で資格を選ぶことが大切です。
資格を取得して、専門性を高めたり、希望の仕事に就きたい、などと考える女性は多いのですが、本当に仕事の役に立つ資格とか、本当に希望をかなえられる資格を取得することは意外に難しいのです。
ただ、「いったい、自分はどんな資格を目指せばいいのだろう」という悩みに対して、わりに的を得た結果が得られるのが、その人の性格や人柄、想いや願望に合った職種や資格を選ぶということです。
  
資格を取得して、将来は独立を希望 近年、女性の社会進出は目覚ましく、結婚しても男性に頼るだけでなく、自分の仕事を誇りを持ってやりたい、経済的にも自立したいなど女性も男性と肩を並べて働く時代になりました。
独立して働くための資格を取得するには、通学が必要なものも多くありますが、中には、通信講座のみで学び・取得できるものもあります。自宅に居ながらにして学べ通信講座なら忙しい女性にはうってつけですが、比較的難易度が高く、独立して働くために有望な資格は、独学や通信講座では取得が難しいという傾向があります。従って、将来は独立して働きたいと思う方は、時間を見つけて、自分にあった仕事を見つけて資格を取得しておくことが大切です。自分の生活環境や、希望する職業、やりがいなどを考慮して、取得を目指してください。
 穴場の資格とは 「役立つ」というより”穴場”といった方が似合う認知度が高くない資格があります。この種の資格は、法改正により新たに創設された資格や、経営のノウハウを身につけられる資格、またビジネスプロセスの構築やチームワークなどに幅広く応用できる知識やスキルを得られる資格などに比較的多いようです。これらは隠れたニーズがある資格ばかりで、特に再就職では、間違いなく引っ張りダコになる資格ばかりなのです。
 男性の就職・
転職
転職・就職を考えている人は、まず自分を客観的に見つめ直すところから始めなければなりません。そのために、自分にどのような職務経験・スキルがあるのかという事をチェックし直します。就職・転職を有利に進めるには、貴方の経験はもとより、資格を取得することが肝要になります。資格を持っていることは、貴方が出来る、ことを示す重要なものになるからです。貴方が、すでに何かの資格を持っている場合は、その資格が転職・就職したい業界・業種で必要または活用できる資格に該当するかどうかを考えねばなりません。
特に転職では、採用企業側は転職する前の職務経験や資格、スキルを重視しますので、その場合に、転職したい業界・業種に必要な資格を取得している場合は、採用企業側への強烈なアピールとなります。
一般的に「男性の就職・転職に役立つ資格」には、比較的少ない資本金で独立開業できる行政書士や社会保険労務士に人気が集まっています。人脈を活かせる点もメリットがあると判断されているからだと思います。

 ビジネス社会で
役立つ資格
役立つ資格もさまざまです。独立開業を目指すための資格や、専門技能を持った職人的な資格、スキルアップが望める資格など、ビジネスシーンに合わせて役立てることになりますが、 ビジネス系で役立つのは、どうしても今までの実務経験の中で身についた知識や経験の延長線上にあるものが多くなります。
社会人になりビジネスの世界に入ったならば役立つ資格の一つくらいは取得しておく方がいいでしょう。
なかなか仕事が忙しいと勉強する暇が無いかもしれませんが、そこで努力するかしないかで、ライバルとの差がつくことになります。ビジネス社会で役立つ資格を取っておけば転職、昇進、独立もしやすく、スキルアップや収入アップの近道にもなります。いきなり難関資格は無理にしても比較的簡単な資格を取って、まずはワンステップ目の資格取得の喜びを体験してみるのもいいことです。ビジネスにおいては、あの「資格は裏切らない」という言葉は案外正解なのかもしれません。

 役立つIT資格  ”資格より実務経験”といわれるのがIT資格ですが、転職、就職の際に評価されるのが気になるのもIT資格の取得の有無です。そのため基礎的なIT資格に人気が集まる傾向があります。
これがITエンジニアにとっての「役立つ資格」となると、1位はソフトウェア開発技術者、2位はシスコ技術者、3位はテクニカルエンジニア(ネットワーク)になります。 
また、最近になって一気に浮上してきた「役立つ資格」があります。それは「ITコーディネーター」です。
中小企業のIT経営の加速、高度化のさらなる推進を図るため、中小企業支援向けITコーディネータを3年間で2,500名輩出する大幅増強計画と、新たな人材育成・研修体系および資格取得制度の一部改定に関する計画を、ITコーディネータ協会が発表し、国家プロジェクトとして経済産業省も推進してます。
  
 自分のスキルを
証明する資格
どういう方面を目指したいのか、によっても取るべき資格は異なってきますが、一般的にビジネスマンとして自分のスキルを証明するものとしては、簿記、パソコン、語学力などが挙げられます。中でも簿記はどこでも役立つ資格。受験資格の条件がなく、一生役立つ資格ということから、事務系の女性に人気の資格の一つです。また事務系では男女問わずMOSが重要です。とにかくワード、エクセルは確実にできるようにしておくべきだと思います。尚、事務系資格の多くは民間資格です。古くからの資格に権威があるところが多いのが特徴です。
 医療・介護・福祉系資格 高齢化社会をむかえ、医療や介護、福祉関連の仕事のニーズが高まってきました。その多くが専門的な資格を必要としています。今後、ニーズがいっそう高まるといわれる介護・福祉関連の注目資格が並びました。国家資格が多く、比較的難易度が高い資格が多いのが特徴です。中でも、介護福祉主事は介護施設などの相談員の募集要件になっていることもあり、最近、取得希望者が多く、養成機関で受講するために書類選考が行われていて、受講するのも難しい状況にあるようです。 将来的にも取得しておけば、役立つ資格ばかりです。
医療事務資格  迷っている人や悩んでいる人たちの役に立ち、人から感謝される仕事に就きたい人が目指す資格には、ホームヘルパーや整体セラピスト3級などがありますが、これらの資格は、専門学校や講座等をまじめに受講すれば、合格率が90%程度なので問題はありません。福祉住環境コーディネーターも1級の難易度は高いですが3級は難しくありません。意外に難易度が高いのが医療事務です。医療事務は女性向きの資格として、また女性が取得したい資格として圧倒的な人気があり、生涯にわたり役立つ資格とされていますが、その中でも診療報酬請求事務能力認定試験は医療事務系資格の中で最高峰の難易度の試験です。
 企業が求める
資格
企業が求める、欲しがる資格とは? 多くの企業が求める資格取得者は、「独占資格」の取得者が多くなります。 独占資格とはその資格が無ければその業務ができないような資格を言います。法的にその資格がなければ、その業務に就けないか、又は、専門的分野で必然的に資格取得者しか業務をこなしことができないような資格です。
例えば、国際英文会計BATICや、企業で難しい労務関係に携わる社会保険労務士などの資格は、一般的に企業側のニーズが高くなります。 
セカンドビジネスで収入をカバー  不景気の長期化、終身雇用等の崩壊等から、副業人口が急増していることは言うまでもありません。そこで、今の仕事を続けながらも稼げるセカンドビジネスで収入減を増やし、できれば今より豊かな生活を送りたいと思うのは不思議なことではありません。ただ、そのセカンドビジネスが信頼性の欠けるものであったり、信頼できる仕事であってもお金が稼げないものでは役立ちません。信頼性も高く、比較的取得しやすく、セカンドビジネスとして成り立つものと考えると案外少なく限られてきます。
Webデザイナー、ベビーシッター、生涯学習インストラクター、DCプランナーなどが挙げられます。
 人生をリスタート
したい時
人生をリスタートするのならば、資格のひとつやふたつ持っていた方が良いに違いありません。しかし、今から取ると言っても、どんな資格を取ったらいいのか、再就職には何が活きてくるのか、何も分からない人が多いので、本格的にリスタートを考えている人には、たちまちは食いっぱぐれだけはないように取っておくべき資格を考えておかねばなりません。これからの世の中の経済情勢、景気などを考えると有利なのは、主に「現場系の資格」か、間違いないのが「介護系資格」でしょう。
しかし、就職に有利な資格を取得しても、”具体的に何ができるのか”、ということの方が重要になってきている現状を考えると、これからの日本が進むべき方向に沿った専門知識、やスキルを学ぶ方が大切だという考え方もできます。そのため、専門知識やスキルを学ぶための「学校に入学する」ということも選択肢のひとつのなります。
 世界に目を向け
考えるとき
公認会計士は超難関資格ですが、今も人気資格で合格者も年約2,000人います。しかし、合格しても仕事はありません。明らかに資格取得者の供給過剰の状態です。それに比べ、今後の日本とアジアを結び付けるビジネスを考えるとき、必要なのは英語、中国語に続く第3の「言語」の資格習得です。また、インターネットの世界に目を向けると、毎日生み出される膨大な量のデータの統計をとり、分析して社会に活かす人材が今求められています。
アジアビジネスに取り組むための第3の言語の分野と、ネット上のデータ分析、統計の分野は、需給バランスが崩れて、これからさらに供給不足の状態が顕著になってくるでしょう。
 


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