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  資格の活かし方と選び方


■資格の種類
資格には「国家資格」、「公的資格」、「民間資格」、「修了資格」の4種類があります。
国家資格は国が認定したもので、当然、最も権威がありステイタスも高いものです。
公的資格は各種の社団法人などが国の関係省庁などの公認を受けて実施するもので、検定試験などが代表的。民間資格は民間の企業や団体などが実施するもの。また、修了資格は養成講座の修了など、一定の条件を満たしたことを各種団体やスクールが認定して独自に与える資格をいいます。ただ、この分類は変わることもあります。
例えば、ファイナンシャルプランナーは民間から国家資格へ昇格し、英検は2006年に文部省認可から外れて、公的から民間に変わる。

資格は民間まで入れると、約1500種類あるといわれている。レベルも様々だが、当然、難しい資格ほど独立できるなどのメリットもある。
国家資格や公的資格など、審査基準が公に認定されている資格を取得していると信頼につながる。しかし、各種団体や企業が独自に認定している資格の中には、残念ながら本当に信用していいのかどうか疑わしいものもある。資格の信用度は、どのようにして見きわめたらよいのでしょうか。

まず、国家資格・公的資格に同じ分野の似たような名称の資格がある場合は要注意。公の資格のほうが信頼度が高いのは当然であるうえ、実用性に欠けているものが多い。また広告などで「簡単に取れる」などと歌っている資格も信用できない。では、信頼できる資格とはどういうものだろうか。まずあげられるのは、公益法人が認定するもの。次に、資格取得のための試験が一般に公開されているもの。資格は本来一定水準以上の能力がある人なら、誰でも取得できるものであるはず。受験料などの費用がかかりすぎず、公平な試験などによって得られる資格なら、信頼できるといえる。


■資格の活かし方
「資格をとろう」と思う人の動機は人それぞれです。目的別に資格の選び方や勉強のしかた、資格の活かし方を知っておきましょう。
 就職  業務に関連のある資格が有効なのは確かですが、直接関連のない資格でも、取得の際に努力したことや視野の広さをアピールすることができます。
転職  できることなら会社を辞める前に資格を取得するのがベター。なぜなら、会社によっては資格取得にかかる費用を補助してくれるところもあるから。これを利用しない手はありません。もしかしたら資格取得によって評価が上がって、引き止められてしまうかも・・・・。
独立  難関試験に合格するには、独学では難しい場合があります。目的意識と計画性をしっかり持って勉学に励もう。また取得後に独立・開業を考えているなら、そのための情報収集も積極的にしておこう。公私共に、人づきあいも大切に。
副業 サイドビジネスとして使える資格を考えているなら、本業とは完全に切り離して双方が邪魔しあわないように注意しよう。自分にとって副業でも、報酬を得る以上はプロとして自覚を持って仕事をするべきです。ましてや、副業が忙しいから本業がおろそかになる、ということがあってはなりません。
力だめし  試験や検定は、自分の実力を試すいいチャンスだから、「特別な目的はないけれど、ためしに受けてみよう」と思う人もいるはずです。そんな時でも、試験の形式や傾向などを事前に調べて、きちんと準備をして望みましょう。余裕のあるときに取得しておけば、将来何かの役に立つこともある。
空き時間利用  病気や怪我による入院などで、暇な時間が出来てしまった人にも、資格にチャレンジしてほしい。知識を一つ一つ身につけていくことで、自分が進歩していることを確認できるし、視野を広げることにもなります。
また、「そういう時間があった」ということの記念にもなるでしょう。この場合はもちろん、自分が興味を持てる資格を選ぶことはもちろん、治療などに支障のない範囲のものを選ぶことが肝心です。


■資格の選び方
当然のことですが、あなたが興味のある分野の資格を選びましょう。また、受験資格のある資格を選びます。受験願書を出す段になって、受験資格がないことが分かる例も少なくありません。
とくに職務経験をもって受験する場合は、事前に試験の実施機関へ受験資格の確認をされる方が間違いありません。
例えば、法律経済系であれば、社労士や税理士は、注意が必要です。

※資格の種類で選ぶ場合 (例)
■法律系
司法試験、司法書士、行政書士、宅建、弁理士など
■経済系
公認会計士、税理士、中小企業診断士、社会保険労務士、日商簿記など
■不動産系
不動産鑑定士、宅建など
■技術系
技術士、建築士、弁理士、情報処理技術者、測量士、施工管理技士など


※目的で選ぶ場合(例)
■独立開業できる国家資格
司法試験、司法書士、不動産鑑定士、税理士、行政書士、公認会計士、弁理士、通訳案内業、土地家屋調査士、社会保険労務士
■企業内で評価され、独立も可能な資格
中小企業診断士、証券アナリスト、マンション管理士、FP、DCプランナー、キャリアコンサルタント
■就職・転職に役立つ資格
公務員試験、BATIC、宅建主任者、旅行業務取扱主任者、通関士、簿記、管理業務主任者、日本語教育能力検定
■履歴書で評価されるPCやIT資格
基本情報技術者、情報セキュリティーアドミニストレータ、MOUS,、シスアド
■人材ニーズの高い福祉系資格
ケアマネージャー、福祉住環境コーディネータ、保育士、介護福祉士、福祉用具専門相談員、ホームヘルパー
■スキルアップに役立つ検定
ビジネス実務法務検定、法学検定、経営学・商学検定、国際貿易実務、歴史能力検定、TOEIC 
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