就・転職に有利、採用で企業が求めるのは、この資格 |
|
ランキング |
資格名 |
受験資格・役立つ理由など |
1 |
FP技能士
(ファイナンシャルプランニング技能士) |
「3級FP技能士」試験は、(社)金融財政事情研究会のみが実施していましたが、昨年2月の省令改正で日本FP協会も実施が可能になりました。FP資格は、国家試験「ファイナンシャル・プランニング技能検定」の合格者に与えられる名称独占資格です。試験の出題形式は、筆記(学科、実技共にマークシート方式)で、学科試験は、○×式、3答択一式、計60問。実技試験は、3答択一式、計20問(資産設計提案業務)。
3級の受験資格は、特になく、誰でも受験できます。また、 独学でも十分対応でき、それほど難しい試験ではありません。
一方、仕事の役に立つ資格とか、本当に希望をかなえられる資格を取得することは意外に難しいのですが、その中で「 FP技能士」は、人の役に立つことに喜びを感じるタイプの方に向いている職種だと言われます。
|
2 |
簿記検定 |
簿記の知識は、経理事務や、財務会計部門に限らず、現在や将来の利益を計る財務諸表や企業会計の法規を理解し、経営管理・経営分析を行うための基礎技能です。この技能の修得により、事業収支の分析や企画書の作成などさまざまなビジネスシーンで活用できます。多くの企業が採用や人事異動の判断に活用したり、自己啓発として取得を奨励しています。
|
3 |
TOEIC TEST |
「TOEIC TEST」は、英語を母語としない者を対象とし、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験。Test Of English for International Communicationの頭文字をとったもので、国際コミュニケーション英語能力テストと言います。 世界約90ヶ国で実施されている「TOEIC TEST」は、合否ではなく10点から990点までのスコアで評価される世界共通の基準です。このテストでは現在の英語能力を正確に把握したり、目標とするスコアを設定したりすることが可能になります。
ある大手の転職情報を提供する転職サイトの調査によると、「求める資格・スキル」のトップは、「TOEICのスキルアップ」でした。
|
4 |
BATIC (国際会計検定) |
東京商工会議所および各地施行商工会議所が認定する検定試験。これまでの日本会計知識だけでは、国際準拠の会計基準に対応できなくなっているため、日本の会計基準は、2011年に国際基準に準拠しました。英文簿記と米国会計理論をベースに世界基準として統一されつつある会計のルール「国際会計」 の理解力をはかるとともに、日本国内と国際的な会計基準との違いを把握し、リキャスティング(組み替え)できるスキルを証明することにもなる試験で、国際会計スキルを身につけたいという方のための試験制度です。
|
5 |
社会保険労務士 |
労務管理のアドバイスや指導、労働保険・社会保険に関する法令に基づき、書類の作成などを行うことなどが主な仕事。他には、就業規則の作成や労働条件などについて企業にアドバイスしたり、年金相談にも応じるコンサルタント業務などもあります。より良い職場環境を作るための幅広い知識と優れた能力を備えた企業の強力なパートナーとして、有資格者の活躍の場はますます広がっています。
一方、社労士試験は、毎年6万人前後の受験生がある国家試験で、過去5年の平均合格率は9%の難関ですが、「年収アップにつながる狙い目資格ランキング」では、 中小企業に続いて第2位になるほどの将来性のある有望資格です。
|
企業が求める、欲しがる資格とは? 多くの企業が求める資格取得者は、「独占資格」の取得者が多くなります。
独占資格とはその資格が無ければその業務ができないような資格を言います。法的にその資格がなければ、その業務に就けないか、又は、専門的分野で必然的に資格取得者しか業務をこなしことができないような資格です。
例えば、ここにあげた国際英文会計BATICのような資格や、企業で難しい労務関係に携わる社会保険労務士などの資格は、一般的に企業側のニーズが高くなります。
|